私たちがめざすもの
ビジョンデザインで社会を
創造する
素晴らしいデザインとは
目に見えないものである
我々の創りだすデザインの根本にあるものは、
人と人とのコミュニケーションである。
Web制作・デザイン制作・システム制作における原理とは、
水道の蛇口と水の両方を創りだす事である。
水道の蛇口はユーザーインターフェースであり、水は人が欲するコンテンツそのものである。
人はデザインに感心し蛇口をひねるのではなく、水を飲みたいから蛇口をひねるのである。
そして、人は意識をせずに生まれてからの経験で、
何も考えずに左にひねっている事を忘れてはいけない。
ミッションデザイニスト*になり、
育成する
私たちはデザイニストを目指し、またデザイニストを育成します。
そしてデザイニストの私たちがより良い社会を創造します。
- *デザイニスト
-
アンティーでは、デザインはデザイナーだけが行う作業だとは考えません。実際に手を動かし造形的なデザインを行うのはデザイナーですが、デザインという言葉を広義に捉えれば、課題を解決し新たな価値を創造する行為は全てデザインと定義することができます。
産業革命以来の変革の時代を迎えた今、社会は新しい価値創造を必要としています。目の前の課題をただ解決するだけではなく、左脳と右脳、知性と感性をハイブリッドに活用し、知的美的デザインを生み出す力が求められているのです。
そしてその能力をもつプロフェッショナルをデザイニストと呼び、私たちは一流のデザイニストになり、一流のデザイニストを育成するために日々邁進していきます。“デザイニスト“と”知的美的デザイン“は、PAOS 中西元男氏が主宰する、STRAMD戦略経営デザイン論で謳われている言葉を引用し、私たちなりの経験や考えを合わせて咀嚼、活用しています。
バリューアイデアを出した
ところで満足するな、
守破離という
茶の湯の精神を常に持て
会社の全ての行為において、
何人もが出しうるアイデアを出した事で満足をしてはいけない。
多くの人が考えられる範囲のアイデアを「守」とするのであれば、「守」を持ってあたり前、
枠の外側、裏側、ひねって、ねじってわき出すアイデアを「破」とするのであれば
「破」を持ってアイデアマン、「破」をつぶす勇気を持ち「守・破」から離れ
最善の道を考え抜く「離」を持って完成させる。
「守」は三流、「破」は二流、「離」は一流と考える。
コーポレート・アイデンティティ
u、n、tがつながり、重なり合っているように見える図案は、これからもお互いの個性を重ねながら、しなやかに変化し続ける私たちを表します。
創業当時の3人の頭文字を取った「U」「N」「T」。
それは、私たちのチーム編成の人数である「3」でもあり、私たちが創造するものに込める「心」「技」「体」、ビジネスにおける『三方よし』=「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」、常にチャレンジし続ける「過去」「現在」「未来」の「3」でもあります。その一つ一つは分かれているようで、実はすべてつながっています。
これからの未来、デジタルデザインをとりまく環境がどのように変わっても、所属するスタッフすべての個性がつながり、大きな力となるように。
アンティー・ファクトリーは時代に合わせて変化しつづけます。
理念ブック
理念ブック「ABAGI 5」は、アンティー・グループが目指す姿をあらわしたものであり、グループに属する一人ひとりの指針となるものです。
そして常に、ここに記したビジョン、ミッション、バリュー、プリンシプルに立ち返り、ひとりひとりが考え、行動できる組織を目指しています。
代表挨拶
イタリアの車メーカーのフェラーリは
モデルチェンジが頻繁に行われます。
評判が高く、売れ行きのいいモデルでも、
予定台数を生産するとデザインを一掃してモデルチェンジをします。
ドイツの車メーカーのポルシェは、
何年たっても見た目に於いてはさほど変わっていません。
お国柄もあると思いますが、とても対照的です。
「いいものは変えずそれを進化させていく」
というのがポルシェならば、
「もっとカッコいいカタチがあるはずだ」
と我が道を進んでいくのがフェラーリなのでしょう。
どちらも素晴らしい車メーカーですが、
私はフェラーリ的発想が好きです。
どんな些細な事も情熱をもって取り組みたい。
そしてより良いカタチにしてあげたい。
私達は常にそう考えています。
アンティー・グループ代表 中川直樹
1969年浜松市生まれ。ニューヨーク州立大学(F.I.T)広告デザイン学科卒業。NYにてWeb、グラフィックデザインに従事。96年帰国。97年有限会社アンティー・デザインを設立。2001年Web戦略・制作をワンストップで行う株式会社アンティー・ファクトリー設立。2004年システムコンサルティング・開発を行う株式会社アンティー・システム設立。デジタルハリウッドビジネスプログラム講師。月刊Web Designing連載執筆。2009年度〜2014年度社団法人JWSDA会長。デザイン経営ビジネススクールSTRAMD WEB社会論講師。(http://www.stramd.asia/)